松川浦のあおさのり
福島県相馬市松松川浦での海苔養殖は100年以上の歴史があり、昭和40年代からあおさに転換しました(それ以前は黒海苔)。
相馬市の景勝地『松川浦』は南北7㎞、東西1.5㎞に広がる東北を代表する潟湖(せきこ)のひとつです。
松川浦産のあおさは磯の風味が豊かなのりです。
その松川浦産のあおさのり100%を使用し、地元の山形屋濃口醤油(農林水産大臣賞受賞)で味付けしました。
福島県相馬市松松川浦での海苔養殖は100年以上の歴史があり、昭和40年代からあおさに転換しました(それ以前は黒海苔)。
松川浦のあおさのりは風味が良く、最盛期には24,000本もの柵で、のり網を固定し養殖をしてました。
しかし、その壮大な景色も含めた『のり網』は津波で全て流されてしまいました。
2011年の震災以降6年間出荷を見送り続け、また養殖業者の減少で継続した生産が難しくなっている中、こうした養殖業者らの努力によって種場の整備や種付けが進められ、2021年度の柵数は最盛期の約20%の生産規模まで回復しました。
あおさは、味はもちろん栄養も豊富です。約40%は食物繊維でできており、牛乳の約8倍のカルシュウム、ほうれん草の約2倍のビタミンAと葉酸が含まれています。
その他、マグネシウムとナトリウムも多く含まれます。
また、野菜ではほとんど抽出できないビタミンB12も含まれており、まさに「ビタミンとミネラルの宝庫」と言えます。