古今東北
石巻谷川浜産

炙りほや

惣菜・ごはんのお供
震災・地域復興商品
作り手
末永海産株式会社
生産地
宮城県・石巻市
購入方法
店舗のみ
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良質な石巻谷川の「ほや」を、じっくり炙って仕上げた浜の味。

東日本大震災の津波被害から復活した「ほや」の産地の中でも、
良質な「ほや」の一大産地だった石巻谷川(やがわ)の「ほや」を使用しています。
身が厚く、身色も鮮やかな「ほや」をじっくり炙り仕上げました。
噛むほどに旨味が広がる浜の珍味です。
美味しいホヤの加工品を開発することで、震災復興、地域振興の目的とともに
宮城県の特産品であるホヤを普及することを目的として開発しました。
まだまだ本格的な出荷を再開したばかりで、お客様のご支援が浜の復興につながります。

作り手の物語

  • こだわりの原料

    谷川産の養殖3年目ほやを使用しています。
    震災で一時中断していていましたが、昨年から製造を再開しました。
    加熱した際のドリップ(煮汁)を使い、素材の旨味を閉じ込めて味を濃くしているのが特徴です。

  • こだわりの製法

    強火のガスで、上下からまんべんなく炙って焦げ目をつけています。
    じっくり炙ることで、素材本来のもつ香ばしさを引き出しています。

  • 震災前は、ホヤの6~7割が韓国へ輸出されていましたが、販路がストップ。震災以降は国内消費を高めるように方向転換しました。これからは、チルド製品で付加価値の高いものを作ることで、日本全国から注文される商品づくりを目指しています。

  • 震災から復興への軌跡

    震度6強の激しい揺れ、その後沿岸全域に襲来した巨大津波。
    この津波により、平野部の約30%、中心市街地を含む沿岸域の約73K㎡が浸水、市の約7割の住家が被災しました。
    沿岸域においては、工場や事業所をはじめ、公共施設など壊滅的な被害を受けました。
    震災から5年がたち、現在では東日本大震災によってはなればなれになってしまった町内会の再編や、集団移転先等での新たなコミュニティ作りにむけた取り組みが各地で行われています。

  • 産地紹介

    石巻市谷川浜は牡鹿半島東部の鮫浦湾の奥にあり、後川から真水が流れ込み、海水と混じり合って良質な漁場を形成しています。
    ホヤとホタテの養殖が盛んで東日本大震災前はホヤの種苗は、販売される全国の8割以上が谷川産といわれていました。

  • ほやの豆知識①

    産地は北海道、青森県、岩手県、宮城県などで、震災前は宮城県が生産量の約9割を占めていました。
    ほやには北海道で主に生産される天然の「アカホヤ」と、三陸で主に生産される養殖の「マボヤ」の2種類があり、海の珍味として「海のパイナップル」とも言われています。

料理例

  • 生ほやのたべかたは?

    宮城では剥いた「ほや」に輪切りにしたきゅうりを加えて「酢・白だし・砂糖・みりん」と和える「酢の物」で食べられることが多いんですよ! 
    ホヤの独特の匂いが気になる方は「天ぷら」にして塩で召し上がるのがおススメです!

  • 炙りほや(本品)

    じっくり炙って仕上げておりますので、
    そのままお召し上がりください。

商品詳細

生産者紹介

宮城県 / 石巻市

末永海産株式会社