ゆきちから有機全粒粉

作り手の物語

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  こだわりの原料

  農地を立体的に利用し、下で農業・上で発電をする「営農型発電」によって生産された有機小麦です。

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  農場全体では一般家庭約６００世帯の再生可能エネルギーを生み出しています。
  地域が主体となってエネルギーを生み出そうとする地域電力「ゴチカン」、政策シンクタンク「ＩＳＥＰ」、そして「みやぎ生協・コープふくしま」３者による共同事業が、新時代の農業を提唱しています。
  長い歴史がある二本松有機農業研究会の指導のもと、生態系を意識した有機栽培をしています。
  

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  こだわりの製法

  埼玉県の「前田食品」にて、小麦を胚芽や表皮も含んで丸ごと挽く「全粒粉」に加工してもらっています。
  香ばしい風味としっかりした噛みごたえが特徴的です。
  

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  前田食品は有機加工食品の有機ＪＡＳ認証を取得しており、安全・安心な製法にて丁寧に小麦を挽いています。
  さらに、小麦の性格に合わせたきめ細やかな粉作りに取り組んでいます。
  

• 震災時の苦労・復興にかける想い

  長年仲間と取り組んできた有機農業。
  一部の方しか手に取れなかった時代から、専門業者、一般スーパーにまで徐々に広がりを見せていた２０１１年３月１１日。
  安全な農産物の信用が根こそぎ崩れました。
  目に見えない放射能に関係者の力を合わせて向かい合うことは、同時に土の力・命の力が私たちを生かしているという確信に導いてくれました。
  また、いかにエネルギーのことを他人任せにしてきたかを反省し、自分たちでも取り組めるエネルギーの生産方法に辿り着きました。
  これからもそれぞれの持てる力を合わせて土地の力を活かす農とエネルギーのあり方を追求していきます。