産地からのメッセージ
12月から種を植えて収穫。肉厚で身が引き締まっているのが十三浜のワカメの特徴です。十三浜の海は潮の流れが速く、水の透明度が高いため、肉厚で歯応えのいいワカメを生産することができます。収穫は早朝から始まり、3時間程度かかります。
宮城県の中でも外洋に面した石巻市十三浜のわかめを使っています。石巻市十三浜も津波被害を受けた地域ですが、見事に復活しました。石巻市十三浜は、波が荒く、そのためワカメが波にもまれ、鮮やかな色と歯ごたえのあるワカメができるのが特徴です。この地域は北上川河口と三陸の外洋の狭間に養殖施設があるため、川から流れてくる栄養と海の栄養が程よくブレンドされ、豊富なミネラルと風味が特徴です。調理の際に、水で戻した際の量が他のわかめより多いのでお得感があります。また筋をとっているので食べやすく、肉厚なので歯ごたえがあり、しゃきしゃき感を堪能できます。
12月から種を植えて収穫。肉厚で身が引き締まっているのが十三浜のワカメの特徴です。十三浜の海は潮の流れが速く、水の透明度が高いため、肉厚で歯応えのいいワカメを生産することができます。収穫は早朝から始まり、3時間程度かかります。
塩蔵わかめの加工現場では、温度管理にこだわっており、常に一定に保っています。建物の中で雨風や日光を避けることで色落ちを防ぎ、一貫して濃い緑のわかめの提供に努めています。
漁業生産組合浜人(はまんと)代表の阿部さん。今の漁業には若手雇用の創出が不可欠で、そのためには所得と休暇の安定を必要と考え、労務面からも漁業の改革に努めています。