産地からのメッセージ
震災で全住民が避難を余儀なくされた南相馬市小高区。第一線で働いていた農家の方々も、土地を離れる事になりました。帰還困難区域を除き、避難指示が解除されたのは2016年7月。震災から5年の年月が経っていました。避難指示が解除されたとはいえ、荒れてしまった農地や若い戦力が戻らない状況に、震災前には15組織あった農業団体も12組織が再開を断念しました。
震災後人が離れてしまった、南相馬小高区の農業を取り戻す挑戦の中から生まれた菜種を、無添加加圧圧搾法で絞った菜の花オイルを使用しました。
なたね本来の風味を贅沢にお楽しみいただける、さまざまなメニューに使いたくなるドレッシングです。
・和風…本醸造醤油をベースに、たまねぎやにんにく、椎茸などの野菜の旨味を活かしました。
・ねぎ塩…南相馬産なたねの香りのよさを活かすため、塩にもこだわって沖縄の塩シママースを使用しています。
震災で全住民が避難を余儀なくされた南相馬市小高区。第一線で働いていた農家の方々も、土地を離れる事になりました。帰還困難区域を除き、避難指示が解除されたのは2016年7月。震災から5年の年月が経っていました。避難指示が解除されたとはいえ、荒れてしまった農地や若い戦力が戻らない状況に、震災前には15組織あった農業団体も12組織が再開を断念しました。
そんな中、小高区の農業を取り戻す挑戦を続けてきたのが、紅梅夢ファームの佐藤良一さん。農家のサポートや荒れ地になっている田畑の再生に取り組みました。一度荒れてしまった土地は農作物に混じって雑草が生い茂り、イノシシが荒らしてしまうため、どの農作物も思うように収穫量が伸びません。さらに風評被害から販路も開けない状況が続いていました。そんな苦節のなかで、始めたのが菜の花。黄色い菜の花畑が広がることで、小高区の営農再開の希望が見える作物になってほしいという想いがありました。 佐藤さんの想いと同じく、“持続可能な農業
創業文久元年(1861年)、醤油・味噌の自社醸造をはじめ、各種調味料を製造しています。風味の良さを活かして仕立てました、ぜひご賞味ください。
なたね油は素材の風味を損ねないように、ビン詰めするときに合わせて入れ、すぐに栓をします。
〈製造のこだわり〉
油の搾り方には、圧力を掛けて絞る「圧搾法」、溶剤を使った「抽出法」、両方を併用した「圧抽法」の3つの方法があります。かおりなたね油は「玉締め圧搾法」で絞りました。菜種を石や鉄玉の重りだけで押しつぶす製法です。原料の風味豊かに仕上がります。精油工場は(株)GNS(福島県二本松市)