こだわりの原料
秋田名物と言えば「ハタハタ」。秋田音頭にも登場する本場八森(はちもり)に工場があります。
秋田県の沿岸で漁獲された季節ハタハタを使用していて、漁獲地から工場が近いために、急速冷凍ですぐに保管出来、鮮度が保たれています。
東北産のハタハタを、ハタハタと自然塩だけで2年間熟成して作った完全自然食品の魚醤「しょっつる」に漬け込み、更に旨みを出すために一夜干しにしました。また、食べやすくするため頭部を取り除いてます。
ハタハタは、中骨と身の離れやすい魚なので、尾ひれをはさみ等で切り、身全体を背と腹から挟みほぐしたのち、頭の方から中骨を簡単に引き抜くことができます。後は丸ごと召し上がる事が出来ます。
秋田名物と言えば「ハタハタ」。秋田音頭にも登場する本場八森(はちもり)に工場があります。
秋田県の沿岸で漁獲された季節ハタハタを使用していて、漁獲地から工場が近いために、急速冷凍ですぐに保管出来、鮮度が保たれています。
深海魚であるハタハタは、体の表面に鱗がない分デリケートで、他の魚とは加工法が微妙に異なります。一番気を使うのは塩加減です。味が浸漬しやすいので、ほんのりと塩気を乗せることで、ハタハタの旨味としょっつるの深みが醸し出され、さらに干すことにより、ハタハタ本来の旨さを最大現に引き出しています。
弊社がハタハタとお付き合いしてから既に半世紀の歳月が流れました。鈴木水産の歴史は「ハタハタの歴史」と言っても過言ではありません。
加工は、いまだに手作業による割合が工程のほとんどを占め、一匹一匹微妙に形状の異なるハタハタと、まるで対話をするように作業をします。 乾燥は機械で行いますが、乾燥時間を妄信せず、仕上がりを確認しながらその都度ベストな状態のものを提供できるように、心を込めて造らせて頂いています。
東北の中では、比較的被害が少なかった秋田ですが、それでも地震が起こった瞬間の大きな横揺れと「外にでろ!!」の号令で、工場の敷地で社員同士顔を見合わせながら不安と恐怖の時間を過ごしたことは今も忘れられません。停電により、業務はとまり幾日も不安な夜を過ごしました。道路が寸断されたために商品も出荷できない状況に陥って初めて、商品を製造し出荷できるという普段の何気ないことが、とても幸せなことだと思い知りました。
冷蔵解凍後、魚がくっつかないタイプのホイルをフライパンに敷き、両面を満遍なく焼きます。ハタハタは火が通りやすいため、焼ききすぎないのがコツです。火が通ると中骨がするりと抜けてくるため加熱の目安になります。
また、片栗粉をまぶしてそのままから揚げにしても美味しく頂けます。